ももなぞブログ

風船があると誰でも膨らましたくなる。それと同じで、会社も拡大させたくなる。

大きくなるとどんなことでも可能になる、と夢と希望で胸も膨らむ。

 

しかし、風船は必ず割れる。

会社も、しかり。

 

飲食店経営者の多くは、創業前から拡大を夢見る。

「いつかは、あの有名店に負けない日本を代表する飲食チェーンを作るんだ!」

 

そういう野望を持って創業する。それは別に間違ってはいない。

しかし、急激な膨張は破滅を招く、ということをどれだけの人が念頭に置いているであろうか?

いやいや、ゆっくり慎重に息を吹き入れても、いずれ風船は割れる。

風船の膜の耐久度には限界があるのだから。

 

幸い、会社組織の耐久度は経営者が自由に設計することができる。

息を吹き込みながら、風船の膜を内側から強くする。それが、経営者の仕事、内実整備、マネジメントだ。

 

会社の外観(見た目)を大きくすることを経営者の仕事だとか、経営者の人間性の賜物だなんて過信してはいけないと思う。

資金さえあれば店舗は増やせる。ある程度小規模の成功を収めた経営者で、ユニークなビジネスプランを持っている人なら誰でも資金調達はできる。その資金調達の方法も、きわどいテクニックを用いる経営者が多い。施工業者などに高額な見積を出させ、実際は安い費用で新店を作り、余った資金を既存の不採算店の運転資金に回す。その自転車操業で何とか店舗数を維持しているチェーンが多いと聞く。資金さえあれば雪だるま式に店舗は増やせるということだ。

つまり、外観的規模を拡大させるということは、別に経営者の能力でも何でもない。

店舗が増えれば売上は増えるし、従業員数も増える。雇用を創り出しているのだから立派に社会貢献しており、立派な経営者になったという過信が必ず頭をもたげてくる。急激に規模を拡大させた経営者がテレビなどの派手な世界に出たがるのも頷ける。経営者の能力でも何でもないことで周りからおだてられ誉めそやされ、自分を大きく見てしまうのだろう。

 

しかし、である。

本当にその会社はまっとうに経営されているのか。

外観的規模などでは決してわからない。膨張を続ける風船のように外観的には大きくなっていても、膜そのものは薄く伸びて行っているのかも知れない。

あなたの会社、もしくはあなたの身近な飲食チェーンや飲食店の経営者に問うてみてほしい。

「内実整備のために何をしているのか? 拡大に耐えられるだけの組織づくりをきちんとしているのか?」

と。

 

今度、ある上場企業の実態を分析した資料を公開しようと思う。

上場して財務公開しているので実名あげても何の問題もない。

「そういう分析の仕方があるんだ!」

と気づいてもらえれば嬉しい。

 

そのさわりの部分だけ、ちょっと見せると・・・

http://mshift.manavi-s.com/#real

 

 

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